ブログを再開しました。今までのおやすみをお詫び申しあげます。
by oikuri
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あまりよくばらないで

2015/01/20(火) (旧暦)師走01日大寒

 一面の銀世界に太陽が輝き鹿が樹を食む八つの朝です。

 人間にそなわるとゆう性質で一番厄介なものがこれ「よく」ですかね。
 だから「よく」をなくせ!なあんてゆっても無くならないことはあまりにも明らかなので、そんなむりなことはゆわないからね「あまりよくばらないで」ほしいもんだと老子はゆう。そう「足るを知る」なあんてゆう表現も使っておりますですね。よのなかよくで満ち溢れているものですからね、なにをいまさらそんな寝惚けたことをとバカにされるのがおちのきょうこのごろなのではありますが、でもやっぱりみんなが「あまりよくばらないで」生きることがいまとても大事な時期にあるんだとおもうんですが、みなさまいかがおおもいになられますでしょうか?
 おかねは「いくらあってもよい」とゆうのがこうじると「自分のかねは自分のもの、他人のかねも自分のもの」にしたくなるのがこのよのなかの常。そうなるとよのなか「争い」ごとの絶えない今のよのなかのようになってしまい、このためにはひとが死のうが困ろうが知ったことではないとゆう生きかたが横行するはめになる。だから「よく」と「争い」は兄弟姉妹のようになかよしなんですね。
 争いをなくすには「よく」をなくす必要があるとしても、人間の「よく」をなくすことは出来ない相談となれば、老子のゆうように「あまりよくばらないで」生きようよとゆう提案は、とても現実的な提案かもしれませんですよ。とてもむつかしい提案ではありますが・・・

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# by oikuri | 2015-01-20 10:45 | 八つだより | Trackback | Comments(0)

争わない

2015/01/16(金) (旧暦)霜月26日

 きのうは湿った雪が10cmほど降り、一転今日は快晴で暖かな一日の八つでした。久しぶりにもみの湯につかってからだの方も芯からあたためてまいりましたです。ここに居る特典のひとつですね。

 中国の春秋戦国時代はゆうに及ばず現代までをみても、人類の歴史は、争いの歴史そのもの、つくずく人間て争うのが好きな動物のようにみえますが・・・ 2500年前の春秋戦国の世に生まれたとゆう老子は、争うことはもうやめようではないかと口酸っぱく何度も何度も呼びかけてこの世を去って行ったようです。でも、ほとんどの人たちは、そんな老子のことばに耳を傾けることなく、争いに明け暮れて今日に至っているとゆうわけです。
 もういいかげんに争うことをやめないと、人類そのものの存在が危ういとゆう時代に立ち至ってしまいましたね。人類がほんとうに生き延びたいのなら、老子の「争わないで生きよう」とゆう呼びかけに真摯に耳を傾けて、みんなの生き方を「争わない」方向に変えないとまずいですよ。21世紀は「争わない」時代にできるかどうかが、人類の生死の分かれ目になる厳しい現実に直面しているのですが。・・・ まずは、私のそしてあなたの心のなかから「争うこころ」をすこしずつでも無くしてゆくのが、その第一歩ですかね。

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# by oikuri | 2015-01-16 23:18 | 八つだより | Trackback | Comments(0)

自然をばかにしない

2015/01/14(水) (旧暦)霜月24日

 今日は暖かな好天に恵まれ、うららかな1日でした。
 しかし、明日から天気が崩れて雪が降る予報の八つです。

 寺田寅彦は「烏瓜の花と蛾」で次のようにゆう・・・
 「吾々が存在の光栄を有する二十世紀の前半は、事によると、
あらゆる時代のうちで人間が一番思い上がって吾々の主人で
あり父母であるところの天然というものを馬鹿にしているつもり
で、本当は最も多く天然に馬鹿にされている時代かもしれない
と思われる。
科学がほんの少しばかり成長して丁度生意気盛なまいきざか
りの年頃になっているものと思われる。天然の玄関をちらと覗
いただけで、もうことごとく天然を征服した気持になっているよ
うである。
科学者は落着いて自然を見もしないで長たらしい数式を並べ、
画家はろくに自然を見もしないで徒いたずらに汚らしい絵具を
塗り、思想家は周囲の人間すらよくも見ないで独りぎめのイデ
オロギーを展開し、そうして大衆は自分の皮膚の色も見ないで
これに雷同し、そうして横文字のお題目を唱えている。
しかしもう一歩科学が進めば事情はおそらく一変するであろう。
その時には吾々はもう少し謙遜けんそんな心持で自然と人間を
熟視し、そうして本気で真面目に落着いて自然と人間から物を
教わる気になるであろう。そうなれば現在の色々なイズムの名に
よって呼ばれる盲目なるファナチシズムの嵐は収まって本当に
科学的なユートピアの真如しんにょの月を眺める宵が来るかも
しれない。
 ソロモンの栄華も一輪の百合の花に及ばないという古い言葉が、
今の自分には以前とは少しばかりちがった意味に聞き取られるの
である。
(昭和七年十月『中央公論』)」

 ・・・そう八十年以上も前に寺田寅彦は
「吾々はもう少し謙遜けんそんな心持で自然と人間を熟視し、
そうして本気で真面目に落着いて自然と人間から物を教わる
気になるであろう。」とゆっておったのです。
 老子は、そうゆう生き方をはるか2500年前に、すでに
みなにすすめておったのですからね、頭が下がります。はい。


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               写真 好天のカラマツ林

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# by oikuri | 2015-01-14 20:01 | 八つだより | Trackback | Comments(0)

老子と「道」

2015/01/12(月) (旧暦)霜月22日

 昨夕から落ち始めた雪が、約15cm位積もった八つの朝です。

 2500年前のことなのでその生死のほどもよくわからない中国の老子に
関しては、彼が残したとゆう八十一章のことばだけが今に伝わっている。
 当方は小中高と教育を受けたが「漢語」については結局なにもおそわら
なかった。だから漢詩もなにも読めないし、文法も知らない。そんならば
自分で勉強しろよとゆう声もきこえるが本来のなまけもので必要と感じ
なければ手をつけない性分はいまも治らない。
 あるとき、著作権切れの文章を無料で読めるとゆうサイトを知り覗いて
みるといろんな人の文章が掲載されていて、アイウエオ順に面白そうな
ものを物色していたら、寺田寅彦の「変わった話」にぶつかった。
 その表題がおもしろい「電車で老子に会った話」とゆうのだから・・・
 何気なく読むと漢語に関する導入から最後はドイツ語に至るはなしを
面白く読んだ。
 その後、原村の図書館で本を物色していたら「老子」新訳とゆう背表紙
の本が目に付いたので取り出して読むと、「はじめに」漢語の英訳のはな
しが述べられていて、結局、老子は漢語よりも英訳のほうがよく分かると
いふ。
 ふむふむ、それならば当方は日本語なら英語・独語・漢語よりも比較的
わかるから、と加島祥造氏の英訳から日本語にしたとゆう「老子」新訳を
めくっていったのです。

 読んでみて自分なりに老子の言いたいことをようやくしてみると・・・
 自然を馬鹿にせず、あまり欲ばらないで、ひとと争うことなく、この今を
愉しみながら用心深く生きていると、自ずから徳が備わった自由な生き方
になるのだから、みんながそうゆう生き方をすれば世の中は住みやすくな
るよ・・・
とゆう老子「道徳経」八十一章だとゆうことになる。
なんだ、あたりまえのことをゆってるだけじゃないか・・・と思われるでしょう
が、ところがさにあらず・・・その中身を知れば知るほど・・・どんでん返しの
ことばにおそわれて身が引きしまるとゆうことになるのです。でも、だからと
ゆって怖い話ではありませんね、やさしくやわらかでおだやかな語り口は終
始、老子のもちあじなんですから。興味が湧いた方は加島祥造氏の本をい
ちど手に取ってみたらいかがでしょうか。

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# by oikuri | 2015-01-12 14:19 | 八つだより | Trackback | Comments(0)

青空文庫

2015/01/10(土) (旧暦)霜月20日

 インターネットを利用しているとウィルスだの引っ掛けサイトだのと
用心しないと思わぬ被害を覚悟しないといけない怖い世界ですが、
その代わりとゆってはなんですが、無料で昔の著作が読めたりすると
ゆう便利な面もあって、やめられません。

 きょうは当方が最近よく利用している「青空文庫」を紹介しましょう。
そのサイトを開くと
「インターネットの電子図書館、青空文庫へようこそ。」とゆう文字が
飛び込んでまいりますので「案内」に従って興味のある作家や作品を
検索してみてください。URLは下記の処です。
http://www.aozora.gr.jp/index.html

 当方が最近読んだのは、寺田寅彦の「変わった話」と「烏瓜の花と蛾」
ですが・・・これについては明日以降のブログに書くことにしますね。

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 写真は昨日の原村から見る八ヶ岳(阿弥陀・横・ちらっと赤岳)
------------ 以下はCMです。無視してくださいね。 ------------
# by oikuri | 2015-01-10 17:02 | 八つだより | Trackback | Comments(0)